家A

緩衝地帯、休憩所。

窓まわりを決める

大きな窓が特徴的な家に

 

nana18v.hatenablog.com

 

前の記事で間取りについて書きましたが、

 

間取りと並行して窓の位置を決めなければいけません。

 

窓決め自体は間取りが決まった後だったのですが、間取りに合わせて大体このへんに窓が有ったらいいなという想定で進めていきます。(もちろん3Dで外観を確認しながら)

 

 

窓の位置って外観にも大きく関わる部分ですので、こういう家がいいなというリファレンスがあるとスムーズだと思います。

 

 

うちの場合はこのお宅。

 

 

 

 

画像下記よりお借りしています

suvaco.jp

 

あまりにもイケすぎてませんか?

 

 

設計者自邸とのこと、かっこいいわけだ・・・。

 

このおうちの何がかっこよさを際立たせているかと言えば、

 

 

木製サッシ(窓枠)だと思うんですよね。

 

 

木製サッシといえば、断熱性能がダントツに良いんです。

 

ただしお値段もダントツ

 

 

さすがに庶民には高すぎるので、木製サッシは来世に期待。

 

 

ちなみに工務店標準仕様のサッシはこちら。

 

www.lixil.co.jp

 

 

 

おそらく標準的スペックのアルミ樹脂複合サッシ

 

 

別に悪くはないでしょうし、今住んでいるアパートに比べれば格段に性能はよさそう。

 

 

冬場の自宅。一面結露しています。

 

 

 

 

 

木製サッシみたいな気品があって、結露がなさそうな高性能サッシなんてこの世にあるんでしょうか・・・?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

www.ykkap.co.jp

 

 

 

これよ!!!!これこれ!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

www.ykkap.co.jp

 

 

YKK APの高性能な樹脂サッシの木目調バージョンが最近出たんです。

 

あくまで木目調なので本物の木ではないですが、全然アリ

 

実際に採用している方のブログも拝見しましたが、雰囲気最高

kunojinoie.com

 

 

 

というわけで、完全に見た目でAPW330の採用を決定しました。

 

見た目で決定しましたが、性能もアルミ樹脂複合サッシよりも良いので、結果的には良い選択になったと思います。

 

もっと高性能な樹脂サッシもありますが、地域的には必要十分だと思います。

 

 

 

樹脂サッシなので紫外線による色褪せが懸念されますが、

YKK APで暴露試験も行っているのでそれほど心配はしていません。

 

強くて長持ち、やっぱり樹脂窓|YKK AP株式会社

 

 

2,30年経つ頃には家全体が褪せてるだろうし・・・。

 

 

アップグレードの差額は〇十万円ほどしましたが、まあ良しとしましょう!

 

 

 

 

 

 

この木目調のAPW330、うちで目立つのはこの部分。

 

 

家の正面にできるだけ大きなFIX窓を入れました。

 

本当は1枚のドでかい窓を入れるのが夢でしたが、構造の強度やサッシのサイズに限りがあったので、高さは揃えて幅を変えたFIX窓を並べることによって意匠的に特徴を出しました。

 

 

 

うちで使用した一番大きなFIX窓でこの大きさです。

 

 

幅1,690mm、高さ1,570mmのFIX窓です。

 

結構大きな窓だと思うのですが、メジャーを用いて大きさをイメージしてみましたが、いまいちわからず・・・。

 

実物が付いて初めて大きさがわかると思います。たぶん大きいはず。

 

この大きなFIXの高さに合わせて、すこし小さめのFIXを並べました。

 

 

 

余談:APW 330使うぞ!と意気込んで窓打合せに臨んだのですが、「準防火地域の延焼ラインにかかる窓は防火仕様じゃないとだめなので、APWが使えません。」と工務店の社長に言われて、めちゃくちゃ意気消沈しながらその場でリクシルのサッシで窓の大きさを決めました。家に帰って"延焼ラインが関係あるならほとんどの家がアウトじゃん?"と疑問に思い、工務店の営業担当に疑問をぶつけました。結局うちの地域が準防火地域であると社長が勘違いをしていただけだったのでAPWが使用できたのですが、こういう工務店のミスに気付かないとそのまま進んでしまう可能性があるので、注文住宅ではしっかり確認することが大事だなと思いました。

 

 

 

図面の窓の仕様部分にスリムフレームという記載がありますよね?

 

これも最近追加された商品で、樹脂サッシは普通の窓に比べると窓枠が太いことがデメリットでした。

サッシが太いと想像以上に窓の面積が小さくなるので、実際に取り付けられた窓を見てびっくりする方も多いようです。

 

 

スリムフレームにすると枠が細くなり、特に室内側から見える風景すっきりします。

 

風景を切り取れるスリムフレーム

 

外のフレームが太い分には、木目調が強調されるので大歓迎でしたが、

 

せっかくなら部屋から外を見た時にすっきりしてるほうが良いということで、

つけたFIX窓は全てスリムフレームにしました。

 

 

 

 

 

そしてもう一つ採用した変わり種窓

 

 

 

 

 

 

 

ウィンドキャッチ連窓です!

 

 

 

最初は普通の引き違い窓を入れていましたが、カタログを見ていて目に止まったこの窓、引き違い窓に比べて換気量が約22倍あるらしい!

 

 

にわかには信じがたい数値ですが、性能はともかく見た目が良い!!!

 

2階の部屋は引違い窓である必要もなかったので、このウィンドキャッチ連窓にしました!

 

こういうちょっと変わってるものって惹かれちゃうんですよね・・・。

 

車とかもマイナー車種好きだし・・・。

 

 

 

 

こうして選んだ窓達は計19枚

 

 

平均が18.7枚らしいので、平均より少し多いですね。

 

窓は多いですが、気に入った良い窓サッシを入れているので快適に過ごせるといいな〜。