施主支給品を考える5~toolbox木製室内窓編~
今回もtoolbox製品
またも施主の強い味方、toolboxで取り扱っている製品を施主支給したのですが、
今回の施主支給品は僕の肝いり。なんとしても付けたかったものです。
さかのぼる事7ヵ月前の2022年11月。
toolboxのショールームで出会ったのです。こいつに。
素敵すぎる木製滑り出し窓。
この時点でリビングに吹き抜けを作る事を考えていたので、
吹き抜けにつながる部屋に室内窓を付けたかったのです。
室内窓ってロマンありません?家の中に窓あるんですよ?
写真じゃ魅力が伝わりづらいので、皆さん実物を見てきてほしい。toolboxのショールームに。無駄にドアノブとか替えたくなっちゃうから。
その後の間取り打ち合わせの時、室内窓を希望したらリクシルのデコマドも薦められました。
LIXIL | リビング・寝室・居室 | 室内用窓 デコマド
ショールームでも実物を見ましたが、たしかに悪くない。
けど、フレームの色が黒か白だけなんです。ちょっとモダンすぎるかも・・・。
やっぱり木製の室内窓が良かったので、toolboxの室内窓を施主支給することにしました。
建具の施主支給は嫌がる工務店やハウスメーカーもあると思いますが、
僕らが契約した工務店は施主支給大歓迎を謳っていたので、ねじ込みました。
(万が一収まらなかった時、責任は取れませんということを5回くらい念押しされましたけど・・・)
家の設計はミリ単位で間取りを考えられるメーターモジュールで出来たのですが、基本的には日本で昔から使われている尺モジュール。
柱のピッチが910mm間隔なので、780mm角のtoolbox室内窓はいい感じに収まります。
(リクシルのデコマドは一応見積り取りましたが、希望の窓の枚数にできなかった)
収まりの事は何度も工務店から確認されましたが、収まるっしょ!現場で大工さんがなんとかしてくれるっしょ!!と思っていたので迷わず購入しました。
愛着が段違いのDIY
数日後にどデカい段ボールに入った室内窓が届きました。
梱包を解くと現れる愛しの室内窓。
こんな感じで購入時は無塗装状態です。
これはこれでTHE 木製って感じがして良いですね。
このまま使用したい人はこのまま取り付けることになりますが、
うちはAPW330がチーク色なので、室内窓もそれに倣ってチーク色に塗装することにしました。
現場で塗装してもらうと多分まあまあなお金が取られると思うので、自分で塗装します!
用意したのはまずこちら。
ブライワックスのウッドダイです。
着色用の水性ステインです。今回用意したカラーはチーク。
これを塗っていく!!!
シャバシャバな液体なので、ためらうことなく塗りたくります。
めちゃくちゃ良い色に仕上がりました!!!!!
正直これだけでもかなり良い感じの色合いなのですが、
更に色に深みを出す作業を追加します。
用意したのがこちら。
ブライワックス。こちらもチーク色を用意しました。
ウッドダイとブライワックスの色の組合せで仕上がりの色合いを変えることができるようです。
濃くなりすぎないようにウッドダイのカラーは「イュー」というカラーにしようと思っていたのですが、在庫が無かった為、今回はチーク×チークにしました。
それでも一応ウッドダイは今回水で薄めています。
刷り込むように塗り広げるのでウッドダイと比べると結構疲れるのですが、なんとか塗り終えました。
どうですかこの鈍い輝き!!
4月なのに汗かきながら塗った甲斐があるってもんですよ!!!
こうして完成した木製窓がこちら。
かっこいい!!!最高!!!!素敵!!!!!!
塗装前と比べるとオーラが違います。完全に王者の風格です。
これが新居に・・・
室内窓は今どこに?
自分で仕上げた室内窓は5月の中頃に工務店に預けました。
その室内窓は今どうなってるかというと・・・?
あっ!!!!!!!!!
設置されてる!!!!!!!!!!!!
なんだやっぱり収まるじゃん!!!!!!
壁紙貼られてないのにもうすでに最高の雰囲気。
吹き抜けの窓を通して外が見えるんです!
最初はチェッカーガラスに変えようかと思っていたのですが、
透明のガラスも視界が抜けて良い・・・。
もう一部屋吹き抜けに面している部屋があるのでそっちにも付けたかったのですが、間取りや金額的な問題もあり、断念。
でもこの一つの室内窓がついてるだけでかなりの満足度です。
みんなもレッツ、室内窓ライフ!