家A

緩衝地帯、休憩所。

建売か、注文か Ⅱ

建売、買うのか?

毎週のように条件似合いそうな建売や、希望エリアから少し外れた建売も見学しました。

 

記憶しているだけで15件くらいの物件を見たのですが、

ふーん。と思いながら見た物件は写真すら撮ってなかったり。

9月中頃から10月頭にかけて、毎週末どこかに連れて行かれました。

 

ここまでくると、希望条件に合う物件があまり無いことや、

いろんな物件を見すぎて疲れてきます。

(※大体は5件くらい見て決める人が多いようです。)

 

 

 

前回の記事で紹介した通り過ぎていった建売の中にも

nana18v.hatenablog.com

 

もう少しで買うところまで行きそうだった物件もあります。

申し込む寸前だった物件。(号棟違い)

 

急ぎ足で物件を見て回ったことも、この物件に決めなかったことにもそれぞれ理由があります。

 

 

 

 

建売の目まぐるしさ

うちの物件探しの条件として、白っぽい床NGがあったのですが、

建売の中でもまだ基礎すらできていない状態で売りにされている物件もあります。

 

その物件の中には、カラーセレクトと言って、外壁の色や内壁の色、床の色も買主が選べるものが存在します。

 

また、カラーセレクトを謳っていない物件でも早い段階で仕様書をもらえたり、場合によっては材料発注前なら床の色を指定できたりするメーカーもあるようです。

 

妻もそのような物件に目をつけて、仕様書を取り寄せていたりしたのですが、

 

 

翌週には申し込みが入る。

もう、とてつもない早さで良さそうな物件が無くなっていきます。

実際には申込みが入った段階ではまだ誰のものでもないのですが、大体そのまま売れていきます。

 

建売の良さって、実際に物件を自分の目で確認できることが良さの一つでもあるのですが、

間取り図とイメージパースしか出ていない段階でばんばん売れていきます。

 

賃貸じゃないんだよ?数千万だよ?

 

賃貸でいう囮物件なんじゃないかと疑ってしまうようなスピード感。

 

実際に物件めぐりの際、朝に不動産屋さんが物件があることを確認して、昼過ぎに現地に行って鍵開けするタイミングで確認すると「申し込み入ってしまいまして、スミマセン・・・」というパターンもありました。

 

このような現実に直面すると、自分たちの希望するエリアの建売物件が少ないパイを争っている状態だということがわかります。

 

最初から、ここの物件しか無い!という人もいれば、色々悩んでいるうちに候補の物件が全て売れてしまい、次少しでも条件に掠る物件があれば決める!という人、様々いると思います。(※特に子どもが学校に上がるタイミングで、学区にこだわりのあるご家族はスピード感が求められます。)

 

悩んでいると売れてしまう。という焦りが出てきます。

 

 

 

決定打はなにか?

焦りもある、でも希望エリアの物件が少なくなる。

そんな状況で次にすることは、

 

希望エリアを広げる。

 

先述の決まりそうだった物件は、希望エリアを少し外れて、

バスを使えば駅まで10分程度。というところでした。

 

内装も今までと違って高見えするし、間取りも悪くない。(LDK20畳)

車も2台止めるスペースもあるし、ちゃっかり中庭みたいなのもある。

 

ここが今までで一番いいなあ。

 

と、営業マンに感想をもらします。

 

同行していた営業マンは、給料が歩合制じゃないこともあって今までの内見ツアーの際もゴリゴリ営業してくるような圧力は感じませんでした。

 

しかし、ここが押しどころと感じたのか、

夕方、もう一度お家にお邪魔して、資金計画書を持っていきます。

 

グイグイです。

 

しかし、この状況になると疲れもあるし、もうここでいいか・・・。という気持ちなのでとりあえず来てもらうことに。

 

夕方、資金計画書を持ってきてもらい、見積もりの内容を確認。

5,000万ちょい。

明日お店に来てもらうか、夜でもいいのでしたらご自宅に申込用紙持ってきますよ!

と、営業マン。

 

 

うーーーーーーーーーん。

本当にいいのだろうか?

どうする?と妻に確認。

妻も疲れているので、

あそこしかないんじゃない?という返答。

 

こんな高い買い物で決断を急ぎたくない・・・。

 

 

実際の建売購入の流れとしては簡単に下記の通りなのですが、

  • 資金計画書を出してもらう(見積もり)
  • 住宅ローンの事前審査をする
  • 購入したい物件に申し込みをする
  • 重要事項の説明と、契約書の確認
  • 手付金を払う(100万円が相場)
  • ローン本審査準備

 

申し込みをするだけなら、やっぱやーめた!とできるのですが、

申し込み後の重要事項説明等の期間がかなりタイトで、なかなかそうはいきません。

 

このときは一旦落ち着きたいと思ったので、

「申込用紙は数日後でいいです。もしその間に申し込みが入ったら諦めます。」

と伝えて帰ってもらいました。

 

翌日、落ち着いて判断ができるようになったので、

まずは相見積もりを取ろうと、別物件で連絡を取っていた不動産屋さんに相見積のお願いを・・・。

 

 

すると、

「見積内容はほとんど同じになると思いますが、ここの物件はほぼ直下にリニア新幹線が通ります。そちらは気にされてはないでしょうか?」

 

 

・・・えっ!?!??!????

 

えっ?そうなの?しらないよ???

 

 

トンネル工事といえば脳裏によぎる調布の陥没事故。

 

www.asahi.com

 

JRの見解では深い部分での掘削工事なので、大丈夫とのことですが、

振動など大丈夫なのだろうか・・・という疑問が。

 

リニアルート。なるほどねえ。

 

結果としては、その情報を事前に知っていなかった営業マンを信用できなくなり、

とりあえずこの物件に関しては買わないことに。(数日後、申込みが入ってました)

 

このことを営業マンに伝えると、やっちまった感満載の声色と共に謝罪がありました。

知らなかったならしょうがないけど、知っておいてほしかった。

申込後の重要事項説明のところでは確実にわかってました。とのことでしたが、

そこだともう遅かったかもしれない。

 

この他にも、お義母さん情報で、ここの分譲地は分譲地になる前の建物があまりよくない。という情報もありました。

なにかあるたびにやっぱりここってそういう土地だから・・・と思うのも嫌だったので、ここはスッパリ諦め。

 

後日売れていたので、気にしない人は気にしない条件なのですが、

高い買い物なので、かなり慎重に。

他にハザードマップに少しかかっていたらNG等、安全なところを探していました。

 

 

 

こうして建売探しは振り出しに。

また新着順でSUUMO眺めるか・・・。