家A

緩衝地帯、休憩所。

建売か、注文か

建売か

2022年6月頃、会社の同期(同時期に結婚)が「家(建売戸建て)、買っちゃった・・・」

と嬉しそうに報告してきました。

 

結婚したばかりで動きが早いな~。へぇ、8月入居ねぇ~。あ、エアコン設置大変だね~。いやしかし早いね~!と思ったけど、その時は特にうらやましいとかはなく、

只々、その生活のスピード感に圧倒されました。

 

しかし持ち家か、すごいな。同い年だぜ。なんて思っていたら、

うちの近くに新築建売が4棟爆誕。この時2022年9月中頃。

 

最初はあまり気にしていなかったのですが、同期も家買っちゃってるし、見に行くだけならタダだし、そもそも新築建売ってどんなもんなん?ということで内見依頼。

 

価格は大体4,300万円~4,600万円といったレンジ。

僕の住んでいるところは神奈川県の相模原市というところ。

場所によっては安い建売はゴロゴロあるのですが、駅からまあまあ近いということで高め。

 

建物は某大手I田産業。

新築なので綺麗なのですが、

 

第一印象はとにかく安っぽい

 

これが4,600万か・・・えっ?これに4,600万!?

これにそんなお金は出せないなあ・・・えっ?これは土地+建物価格だから、ここから登記やら仲介手数料やらetc...で300万円程プラス?

 

 

 

 

 

 

 

 

高い。

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高い。

 

駅に近い場所に住んでいて、地価が高いのもわかっているのですが・・・

でもさすがにこの建物にそれは出せないな。と思いました。

 

不動産屋さんに聞いたのですが、I田産業の建物は安く、おおよそ700~900万くらいで上物を建てているらしいです。(最近は材料費が跳ね上がっているので飯D産業でも1,500万以上かかってしまっているとのこと)

なので実質ほとんどは土地のお値段。

 

◇建売は立地が良い代わりに建物が安め。

◇買うだけで建物の金額+200~300万円かかる。(エアコン、カーテン等除く)

 

とりあえずこの内見で上記のことを知ることができました。

 

この時「試しに事前審査、気軽にどうですか?」と言う若い営業マンの言葉になんとなく乗せられて、流れでローンの事前審査をかけてもらったのがすべての始まりだった気がする・・・。

 

 

 

通り過ぎて行った建売たち

なんとなくで行った内見、なんとなくで出してみたローンの事前審査。

 

翌週に結果が出て説明を受けたのですが、時代が低金利ということもあって、いい結果が出ているらしい。

 

「めちゃくちゃ良い金利出てます。これなら考えてもいいと思います。」

不動産屋さん、悪魔のささやき。

 

この時点で結構ノリノリで前向きに建売を探そう!という方向に。

 

希望のエリア(駅から徒歩20分あたり)の物件をあるだけ持ってきて

「とりあえずここ以外にも希望エリアでいろんな物件見て回りましょう!」の号令と共に翌週末から建売巡回ツアー。

 

しかしこの時期の僕たちには強めの禁則事項があり、それは、

 

白いフローリングNG

 

今住んでいる家が白いフローリングなのですが、ゴミが異常に目立つ。

 

入居時にちょうどリフォームするから床の色選んでいいですよ!と言われ、

憧れのまま白い床を選択。勉強になりました。

この経験がなければ、今頃白い床の建売または注文住宅にしていることでしょう。

 

そして現実の建売住宅、まあ白めの床が多いこと多いこと。

広く見せたい、きれいに見せたい、明るく見せたいという建売メーカーの思惑と、

今までの顧客の平均的な要望が見事に合わさり、

白い床物件だらけのノーヒットノーラン状態。

 

妻もこのあたりで自分はおかしいことを言っているんじゃないだろうか?と疑心暗鬼になっていました。

 

そんな中でもようやくたどり着いたちょっと良さげな建売住宅たち。

 

 

 

実例1

 

暗い床、下がり天井、ペニンシュラキッチン。こんな建売あったんだ・・・

テレビおいてくださいのところ。今までの建売ではなかった高見え感。



 

実例2

リビングにどどんとオープン階段。

LDKはL字で僕好み。

階段部分なんて吹き抜けですやん・・・。

 

 

実例3

2階LDKは明るいし広いし良いね・・・もうここにしちゃおっか・・・。

本来なら暗い1階寝室も天窓がついてて素敵・・・もうここにしちゃおっか。

寝室から廊下に通り抜けられるファミリークローク最高・・・もうここにしちゃおっか。



などなど、琴線に触れる建売住宅もいくつかあり、

もう何度も何度も決まりそうになりました。

 

それでも、通り過ぎていきました。